外壁塗装の作業の一つである「ケレン」とは？種類についてもご紹介します！【北九州外壁塗装・屋根塗装ペイント官兵衛】
2023.02.19 (Sun) 更新
北九州の皆様こんにちは！
いつも外壁塗装・屋根塗装専門店ペイント官兵衛のブログをご覧いただきまして、誠にありがとうございます。
外壁塗装では、ケレンという言葉を耳にします。
このケレンをしっかりやっておかないと、上手く塗装できなくなってしまうので、外壁塗装にとっては欠かせません。
そこで今回は、外壁塗装の作業のケレンとは何かと、ケレンの種類について紹介します。
ぜひ参考にしてください。
□外壁塗装の作業の一つである「ケレン」とは？
外壁塗装で行われるケレンは、実は、英語の「クリーン」が訛ってケレンと呼ばれるようになったと言われています。
つまり、ケレンとは、下地をきれいに整える作業のことです。
ケレンは、鉄部をメインに行われることが多く、下地調整の中でも錆落としとしての意味合いが強くなっています。
そんなケレンですが、外壁塗装でケレンを行う目的は大きく分けて2つあります。
1つ目は、塗布面を調整することです。
上述したように、下地をきれいにすることがケレンなので、塗る面を整えるという目的があります。
外壁塗料は、建物を汚れや錆などのダメージから守るために塗装しますが、塗装の際に錆のような異物があると、塗料は本来の効果を発揮できなくなってしまいます。
特に、鉄部の錆を防止するためには、ケレンでの塗布面の調整が重要になります。
2つ目は、塗料の付着性を上げることです。
ケレンでは、塗布面にわざと凹凸をつけていきます。
その理由は、外壁塗装の際は、ツルツルの面に塗装するよりも、少し凹凸のある面に塗装する方が塗膜が剥がれにくくなるからです。
これを、アンカー効果と言い、塗布面にわずかな凹凸があることで、塗料が隙間に入り込んでしっかりと定着するのです。
□「ケレン」の種類についてご紹介！
ケレンには、1〜4種までの4種類が存在します。
以下より、それぞれについて紹介します。
まずは、1種です。
1種とは、ブラスト法で行うケレンのことを指します。
ブラスト法とは、錆や腐食、塗膜を除去していくために、研磨材を吹き付けて塗布面を研磨する方法です。
次に、2種です。
2種とは、電気工具を用いて行うケレンのことです。
錆の範囲が広かったり、状態が悪かったりすると2種で作業を行います。
そして、3種です。
3種とは、錆の範囲が狭い場合に、電気工具を用いて行うケレンのことです。
他とは違い、塗膜を残すことが3種の特徴です。
そのため、主に一般住宅の外壁塗装の際に行われます。
最後は、4種です。
4種とは、古い塗膜のみを除去するケレンのことです。
主に、錆や腐食などがない、良い状態の外壁で行われます。
そのため、手作業がメインとなっています。
□まとめ
今回は、外壁塗装の作業のケレンとは何かと、ケレンの種類について紹介しました。
ケレンとは、下地をきれいに整える作業のことです。
そして、ケレンには、塗布面を整えたり、塗料の付着性を上げたりする目的があります。
ケレンは、外壁塗装を長持ちさせるためにも重要になるので、きちんと行うようにしましょう。
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