屋根材シリーズ③アスファルトシングル【北九州外壁塗装・屋根塗装ペイント官兵衛】
2022.08.20 (Sat) 更新
北九州の皆様こんにちは!
いつも外壁塗装・屋根塗装専門店ペイント官兵衛のブログをご覧いただきまして、誠にありがとうございます。 本日のブログ担当をします、橋本です。
屋根材シリーズ第三弾!
今回は屋根材の中のアスファルトシングルについて説明します。
アスファルトシングルとは?
アスファルトシングルは海外では人気の屋根材です。特にアメリカやカナダではシェア率も高く100年以上前から使われている人気の定番商品です。以前は日本では使用できませんでしたが建築基準法の改正により使えるようになった比較的新しい屋根材です。
アスファルトシングルはガラス繊維基材(グラスファイバー)にアスファルトを含浸、コーティングし、石粒で表面を着色したシート状の屋根材です。アスファルトルーフィングとどことなく名前は似ていますがルーフィングは防水シートの一種なので全くの別物です。
アスファルトシングルは高い意匠性があり、機能性も優れている面があり、しかも軽量で加工が簡単にできるといった魅力があります。また元が防水紙なので柔らかく、他の屋根材のようにサビやひび割れと言ったトラブルもありません。しかし屋根材本体が軽いので強風が吹く地域では飛ばされたりずれたりするので注意が必要です。
耐用年数は10年~30年です。
アスファルトシングルのメリットとデメリットは?
アスファルトシングルのメリット
・意匠性が高い
表面の石粒のカラーバリエーションが多く、和・洋のどちらの住宅にも合わせやすくお好みの色やデザインを楽しめます!
・割れにくくサビに強い
アスファルトシングル材はとてもやわらかい素材なので割れる心配がありません。防水紙と石粒でできていて金属類を使用していませんのでサビることもありません。
・軽いので耐震性が高い
アスファルトシングル材は他の屋根材に比べて非常に軽量で屋根に負担が少ないので耐震性に優れています。地震大国日本でも安心感の強い屋根材です。ちなみに瓦の約4分の1、スレートの約2分の1です。
・防音性が高い
アスファルトシングル材には表面に石粒が施されていて緩衝材の変わりになり防音性能が高まります。
アスファルトシングルのデメリット
・強風に弱い
アスファルトシングル材は軽量なのがメリットですがデメリットにもなります。強風が吹くと軽量のため飛ばされたり、ずれたり、剝がれや破れが起きる可能性があります。風が強い地域では瑕疵がないか定期的なメンテナンスが必要になります。
・苔やカビが生えやすい
アスファルトシングル材は水分や湿気に弱いため、苔やカビが生えやすいです。苔やカビは劣化を早めますので気温差が大きい地域では注意が必要です。
・表面の石粒が剝がれ落ちてくる
アスファルトシングル材の表面には石粒がコーティングされていて経年劣化によって石粒が剝がれて落ちてきます。放置しておくと劣化を早めてしまいます。逆に言えば石粒が落ちだすとメンテナンスのサインです。
メンテナンス(塗装)のタイミングは?
アスファルトシングル材の塗装するタイミングは
メンテナンスの目安は10年です。
次の症状が出れば塗装の時期だと思います。
①塗膜の剝がれ
②チョーキング現象
③苔やカビの繁殖
④シングル材のズレ
いずれかの劣化現象に当てはめればメンテナンスの時期です。早めのメンテナンスで雨漏りを防止し躯体が損傷する前に建物を維持しましょう。
まとめ
アスファルトシングル材は他の屋根材に比べたら普及は少ないですが大変優れた屋根材です。
地震が多い日本では耐震性が高いのは安心です。
安価で意匠性が高く屋根の形状に合わせやすいのもメリットです。
しかし住環境(風の強い地域や寒暖差の大きい地域)によっては向かないこともあります。
耐用年数は10年~30年ですが定期的なメンテナンス(塗装)で劣化や美観を守りましょう!
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