トタン屋根の塗装をお考えの方へ！ケレン作業について解説します！
2023.03.30 (Thu) 更新
北九州の皆様こんにちは！
いつも外壁塗装・屋根塗装専門店ペイント官兵衛のブログをご覧いただきまして、誠にありがとうございます。
住まいの塗装を行う上で必要不可欠な作業であるケレンについて知っているでしょうか。
これは建設・建築業界でよく使われている専門用語で、サビを研磨して除去する作業のことですが、実はこの手間は非常に大切です。
本記事ではトタン屋根の塗装で行われるケレン作業について解説します。
□トタン屋根の塗装で必要になる作業をご紹介！
トタン屋根の塗装で必要になる作業は「ケレン作業」「錆止め処理」「上塗り2回」の主に3つです。
それぞれの作業について解説していきます。
＊ケレン作業
これは最も重要な下地処理で、劣化した塗膜を取り除いたり塗料の密着性を高めたりするための作業です。
トタン屋根は素材が鉄であるため、高圧洗浄のような処理だけでは不十分である可能性が高いです。
そのため、比較的劣化が少なくてサビが発生していない場合でもワイヤーブラシのような工具を使ってケレンすることが大切だと言われています。
ケレン作業については後半で解説します。
＊錆止め処理
トタン屋根の場合、下塗りの工程が錆止め塗料の塗布になります。
錆止め塗料には一般錆止め塗料やシアナミド鉛錆止め塗料、1液エポキシ樹脂錆止め塗料や2液エポキシ樹脂錆止め塗料などがあります。
＊上塗り2回
下塗りのステップで使用する錆止め塗料は、下地に対する密着性に優れているものの、紫外線に対する耐久性は非常に低いです。
そのため、これを保護するための上塗り塗料を塗布します。
□ケレンについて解説します！
ケレンは程度によって以下のように分類されます。
・2種ケレンでは電動工具を使用して、錆びている部分だけでなく既存塗膜も除去する
・3種ケレンでは電動工具を使用して、錆びている塗膜を除去し錆びていない部分は残す
・4種ケレンでは全体的にサンドペーパーやワイヤーブラシなどの工具を当てる程度にする
1種ケレンも存在していますが、現在の塗装ではほとんど使用されていません。
なぜこれほどまで細かく分類されているのかというと、どの程度ケレンするかによって施工品質が変わってきて、それに伴い費用も変わるからです。
トタン屋根の塗装で大切なことは使用する塗料ではなく、どの程度下地処理を行うかということですね。
□まとめ
トタン屋根で必要になってくるのは主に「ケレン作業」「錆止め処理」「上塗り2回」の主に3つですが、それぞれの工程について理解していただけたでしょうか。
特にケレン作業はトタン屋根の塗装に欠かせないので、ぜひ知っておいてくださいね。
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