外壁塗装!シーラーの乾燥時間と重ね塗りのコツ
2023.02.23 (Thu) 更新
北九州の皆様こんにちは!
いつも外壁塗装・屋根塗装専門店ペイント官兵衛のブログをご覧いただきまして、誠にありがとうございます。
北九州市近郊で家を建てた、あるいはこれから建てる皆様。
家の外観、そして長く住み続けるための機能性、どちらも妥協したくないですよね。
外壁塗装は、その両方を叶える重要な工程です。
その中でも、シーラーは下地処理として非常に重要な役割を果たします。
シーラーの乾燥時間、種類、そして適切な重ね塗りについて、今回は分かりやすくご紹介します。
シーラーの種類と特徴
シーラーは、外壁塗装の下塗り工程で用いられる塗料の一種です。
外壁材と上塗り塗料の密着性を高め、ひび割れや剥がれを防ぎ、塗料の吸い込みを均一にする役割があります。
シーラーの種類によって特徴や乾燥時間が異なります。
水性シーラーの特徴と乾燥時間
水性シーラーは、水溶性で環境に優しく、臭いが少ないのが特徴です。
乾燥が比較的早く、指触乾燥は1~2時間、半硬化乾燥は3~4時間程度です。
ただし、気温や湿度によって乾燥時間は大きく変動します。
低温多湿の環境では乾燥時間が長くなるため注意が必要です。
油性シーラーの特徴と乾燥時間
油性シーラーは、水性シーラーに比べて密着性が高く、耐久性にも優れています。
乾燥時間は水性シーラーよりも長く、指触乾燥は2~3時間、半硬化乾燥は6~8時間程度かかります。
ただし、乾燥時に臭気が発生するため、換気を十分に行う必要があります。
その他シーラーの種類と乾燥時間
上記以外にも、様々な種類のシーラーが存在します。
例えば、特殊な機能を持つシーラーとして、防カビ・防藻シーラー、防サビシーラーなどがあります。
これらのシーラーは、それぞれ乾燥時間が異なり、製品の仕様書を確認する必要があります。
また、フィラー系シーラーは、下地調整を目的としたシーラーで、乾燥時間は4~6時間程度です。
防水系シーラーは、約16時間程度の乾燥時間が必要です。
シーラー乾燥時間への影響要素
シーラーの乾燥時間は、気温、湿度、シーラーの種類、塗布量など、様々な要素によって影響を受けます。
気温と湿度
気温が低いと乾燥時間は長くなり、気温が高いと乾燥時間は短くなります。
湿度が高いと乾燥時間は長くなります。
理想的な乾燥条件は、気温20℃以上、湿度70%以下です。
気温が5℃以下、湿度85%以上の場合は塗装作業を避けるべきです。
シーラーの種類
前述の通り、シーラーの種類によって乾燥時間は異なります。
水性シーラーは乾燥が早く、油性シーラーは乾燥が遅い傾向があります。
また、特殊な機能を持つシーラーは、更に乾燥時間が異なる場合があります。
塗布量と厚み
塗布量が多いと乾燥時間は長くなります。
厚塗りすると乾燥に時間がかかるため、薄く均一に塗布することが重要です。
ローラーの種類によっても塗膜の厚さが変わり、マスチックローラーを使用した場合、乾燥時間が長くなります。
シーラー乾燥時間と適切な重ね塗り
シーラーの乾燥時間を適切に把握し、重ね塗りを行うことが重要です。
各工程における乾燥時間の目安
指触乾燥は、塗料が指に付着しなくなる状態です。
半硬化乾燥は、塗膜にシワやヨレが生じなくなる状態です。
硬化乾燥は、塗膜が強くこすっても傷つかない状態です。
完全乾燥は、塗膜が完全に硬化し、薬品にも耐えられる状態です。
各工程の乾燥時間は、シーラーの種類や環境によって異なりますが、指触乾燥は1~8時間、半硬化乾燥は3~24時間、硬化乾燥は1週間程度、完全乾燥は2週間程度を目安にしてください。
重ね塗り前に確認すべきこと
重ね塗りを行う前に、必ず前工程が完全に乾燥していることを確認する必要があります。
未乾燥の状態での重ね塗りを行うと、塗膜の剥がれやシワなどの不具合が発生する可能性があります。
乾燥状態の確認は、指で軽く触れてみて、塗料が付着しなければ乾燥していると言えます。
シーラー乾燥時間に関するFAQ
Q1: シーラーの乾燥時間を早める方法はありますか?
A1: 気温が高い日を選び、風通しの良い場所で作業を行うことで乾燥時間を早めることができます。
ただし、乾燥機や扇風機を使用するのは避けてください。
塗膜の乾燥不良につながる可能性があります。
Q2: 雨天時にシーラーを塗布した場合、どうなりますか?
A2: 雨天時はシーラーの乾燥が遅れ、塗膜の剥がれや膨れ、白化などの不具合が発生する可能性があります。
雨天時は塗装作業を避けるか、十分な養生を行う必要があります。
Q3: シーラーの乾燥不良によって起こる問題は何ですか?
A3: シーラーの乾燥不良は、上塗り塗料との密着不良を引き起こし、ひび割れや剥がれ、塗膜の劣化を招く可能性があります。
最悪の場合、外壁全体の耐久性が低下し、建物の寿命を縮める可能性もあります。
まとめ
シーラーの乾燥時間は、種類、気温、湿度、塗布量など様々な要因によって影響を受けます。
適切な乾燥時間を確保し、重ね塗りを行うことで、外壁塗装の仕上がりと耐久性を高めることができます。
この記事でご紹介した情報を参考に、美しい仕上がりと建物の長寿命を目指しましょう。
乾燥時間に関するご不明な点があれば、塗装業者に相談することをお勧めします。
使用するシーラーの種類によって乾燥時間は大きく異なるため、必ず製品の仕様書を確認してください。
重ね塗りのタイミングを誤ると、塗膜の密着が悪くなり、外壁の耐久性が低下する可能性があります。
気温や湿度などの環境条件も乾燥時間に影響するため、作業前に天気予報を確認するなど、適切な計画を立てましょう。
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