白華現象とは【北九州外壁塗装・屋根塗装ペイント官兵衛】
2022.09.25 (Sun) 更新
北九州の皆様こんにちは!
いつも外壁塗装・屋根塗装専門店ペイント官兵衛のブログをご覧いただきまして、誠にありがとうございます。
本日は「白華現象」についてお話したいと思います。
白華現象とは
モルタルやコンクリートに発生する白い綿状の吹出物や斑点のことです。
あまり聞いたことがない言葉だとは思いますが先日お話したチョーキング現象と同じじゃないの?と思われる方もいるかもしれません。
チョーキングは塗膜表面の樹脂が紫外線等により破壊され顔料が粉状になって外壁に浮き上がってくるのに対し、
白華現象は目地などから雨水などがコンクリート内に侵入しコンクリート内の可溶成分(主に水酸化カルシウム)と混じり、それが空気中の炭酸ガスを吸収し水分だけが蒸発し残りの物質が結晶化し白く見えるようになります。
白華現象が起こりやすい条件
主に気温が低くなる冬期や湿気の多い雨季です。
白華現象はコンクリート内部に侵入した水分が蒸発して起きるので、湿度が高い時期に起こりやすくなります。
夏など暑い時期はコンクリート内部で水分が蒸発するので白華現象は起きにくくなります。
環境や条件で白華現象は起きてしまうので、発生を防ぐことが難しい現象になります。
白華現象は無害?
白華自体は炭酸カルシウムなので触ったりしても人体には影響はありません。
また、コンクリート表面に発生したからといって強度にも特に問題はありません。
ただしひび割れが原因の白華は危険が伴う場合があります。
ひび割れから水分が侵入し表面へにじみ出た白華は、コンクリート内部で中性化が進行してい場合があります。
そうすると内部の鉄筋が錆びてしまい膨張して内部からコンクリートを押し出すように破壊する爆裂現象が起きてしまう可能性があります。
白い液状のものではなく、赤っぽい、赤茶色の液状が見受けられた場合は注意しましょう。早期補修が大切です。
白華の除去方法
白華は無害ですがやはり外観を損ねることになるので発生したら早急に対処しましょう。
ブラシでこする
表面に薄く発生している初期段階の白華はブラシでこすり水で流すだけで除去出来ます。
酸性の洗剤を使用する
ブラシで取れない白華は酸性の洗剤を使って落としましょう。
白華の成分はアルカリ性なの酸と反応させて分解させます。
ただしコンクリート自体もアルカリ性なので、過剰な酸処理はコンクリート自体を痛めることになりますので注意が必要です。
専用洗剤を使用する
白華をしっかりと除去したいのであれば専用の洗剤を使いましょう。
塗布と水洗いで掃除できるので簡単に白華を除去することができます。
まとめ
白華現象は無害ですが、見た目が悪く美観を損ねてしまいます。
完全に防ぐことは難しい現象ですが、早期で対処すれば簡単に除去できますので定期的にチェックをしましょう。
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