外壁を守る!チョーキング現象対策と塗料選び
2022.09.24 (Sat) 更新
北九州の皆様こんにちは!
いつも外壁塗装・屋根塗装専門店ペイント官兵衛のブログをご覧いただきまして、誠にありがとうございます。
北九州市近郊にお住まいの皆様、戸建て住宅の外壁に白い粉が付着していませんか?
それはチョーキング現象かもしれません。
チョーキング現象は、外壁塗料の劣化を示すサインであり、放置すると建物の寿命を縮める可能性があります。
今回は、チョーキング現象の原因、確認方法、そして効果的な対策について、北九州市近郊の気候や一般的な外壁材も考慮しながら解説します。
チョーキング現象とは何か?
定義と発生時期
チョーキング現象とは、外壁塗料の劣化により、塗膜表面に白い粉状の物質が付着する現象です。
これは、塗料の成分である顔料や樹脂が紫外線や雨風などによって分解され、粉末状になって剥がれ落ちることで起こります。
発生時期は、塗料の種類や環境条件によって異なりますが、一般的には塗装後8~10年程度で現れ始めます。
初期段階では目立たないこともありますが、進行すると塗膜の防水性や防汚性が低下し、外壁の美観を損ねます。
チョーキング現象の特徴的な症状
チョーキング現象は、外壁表面に白い粉が付着するだけでなく、塗膜のザラザラ感、色褪せ、水はけの悪化などの症状を伴う場合があります。
指で軽くこすった際に白い粉がつくかどうかを確認することで、チョーキング現象の有無を簡単に調べることができます。
また、水をかけて、水がはじかずに浸透しやすい場合は、チョーキング現象が進行している可能性が高いです。
チョーキング現象の原因を徹底解説
紫外線による影響
北九州市近郊は年間を通して日照時間が長く、特に夏場は強い紫外線に晒されます。
紫外線は塗料の樹脂成分を劣化させ、チョーキング現象の主な原因となります。
南向きや西向きの外壁は特に影響を受けやすく、チョーキング現象が発生しやすい傾向にあります。
雨風や大気汚染の影響
北九州市近郊は、季節風や台風などによる雨風の影響を受けやすい地域です。
また、工業地帯も存在するため、大気汚染の影響も無視できません。
雨風や大気汚染物質は、塗料の成分を溶解したり、塗膜表面を浸食したりすることで、劣化を促進し、チョーキング現象を引き起こします。
酸性雨なども塗膜へのダメージを大きくします。
施工不良とチョーキング現象の関係
塗装工事における下地処理の不備や、塗料の希釈率の誤り、乾燥不足などは、塗膜の密着性を低下させ、チョーキング現象の発生を早めます。
施工不良は、見た目では分かりにくい場合もあるため、信頼できる業者に依頼することが重要です。
北九州市近郊における外壁材とチョーキング現象
北九州市近郊では、モルタル、サイディング、ALCなど様々な外壁材が使用されています。
これらの外壁材は、塗装によって防水性や耐久性を確保していますが、塗装が劣化するとチョーキング現象が発生します。
外壁材の種類によって、チョーキング現象の進行速度や症状に違いが見られる場合もあります。
チョーキング現象の確認方法
手で触れて確認する方法
最も簡単な確認方法は、外壁を手で軽くこすってみることです。
白い粉が指につくようであれば、チョーキング現象が発生している可能性が高いです。
ただし、初期段階では粉の付着が微量で気づきにくい場合もあります。
水をかけて確認する方法
外壁に水をかけ、その状態を観察する方法もあります。
チョーキング現象が進行すると、塗膜の表面がザラザラになり、水がはじかなくなり、浸透しやすくなります。
水の浸透具合を確認することで、劣化の程度を推測できます。
その他の確認方法と専門家への相談
上記の方法でチョーキング現象が疑われる場合は、専門業者に相談することをお勧めします。
専門業者は、外壁の状態を詳しく検査し、チョーキング現象の原因や程度を正確に判断し、適切な対策を提案してくれます。
チョーキング現象への効果的な対策
高耐久塗料の選び方
チョーキング現象を防ぐためには、耐候性、耐紫外線性に優れた高耐久塗料を選ぶことが重要です。
ラジカル制御型塗料、フッ素樹脂塗料、シリコン樹脂塗料などは、紫外線や雨風による劣化に強く、長期間にわたって外壁を保護します。
塗料の選び方は、建物の状況や予算、ライフスタイルなどを考慮して決定する必要があります。
定期的な点検とメンテナンスの重要性
チョーキング現象は、早期発見、早期対応が重要です。
定期的な点検によって、劣化の兆候を早期に発見し、適切なメンテナンスを行うことで、大規模な修繕費用を削減することができます。
点検は、専門業者に依頼するのが理想的です。
よくある質問(FAQ)
Q1: チョーキング現象は、全ての外壁で起こるものですか?
A1: チョーキング現象は、塗装された外壁材で起こる一般的な劣化現象です。
塗装されていない外壁材(タイル、レンガなど)では発生しません。
しかし、塗装の種類や施工状況、環境条件によって発生のしやすさや進行速度は異なります。
Q2: チョーキング現象を放置すると、どのような危険性がありますか?
A2: チョーキング現象を放置すると、塗膜の防水機能が低下し、雨水が外壁内部に浸入する可能性があります。
これにより、建物内部の腐食やカビ・藻の発生につながり、建物の寿命を縮めるだけでなく、健康被害を招く可能性もあります。
Q3: チョーキング現象の修理費用はどのくらいかかりますか?
A3: 修理費用は、建物の大きさ、使用する塗料の種類、工事内容などによって大きく異なります。
正確な費用を知るためには、専門業者に見積もりを依頼する必要があります。
一般的に、高耐久性の塗料を使用するほど費用は高くなりますが、長期的にはコストパフォーマンスに優れている場合が多いです。
まとめ
チョーキング現象は、外壁塗料の劣化を示すサインです。
早期発見と適切な対策が重要であり、放置すると建物の寿命を縮めるだけでなく、修繕費用も高額になります。
北九州市近郊の気候条件を考慮し、高耐久塗料の選択と定期的な点検・メンテナンスを行うことで、建物の美観と耐久性を維持しましょう。
専門業者への相談も有効な手段です。
チョーキング現象の症状に気づいたら、早急に専門業者に相談し、適切な対策を講じることをお勧めします。
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