大事な下地塗料カチオンシーラーについて【北九州外壁塗装・屋根塗装ペイント官兵衛】
2022.08.22 (Mon) 更新
北九州の皆様こんにちは!
いつも外壁塗装・屋根塗装専門店ペイント官兵衛のブログをご覧いただきまして、誠にありがとうございます。 本日のブログ担当をします、橋本です。
塗装の工程には下塗り、中塗り、上塗りの3工程があります。
今回は仕上げ塗装のように馴染みは少ないけど塗装工事の際には重要な役割を担う下地処理に必要な下地塗料の説明です。
商品名は【カチオンシーラー】です!
カチオンシーラーってなに?カチオンってなに?シーラーってなに?と思われてる方に、いきなりカチオンシーラーそのものを説明してもなかなか理解できないと思うので、先に下地処理に重要な役割を持つシーラーから説明します。
シーラーは塗装の下地処理の時に使われる下塗り塗装のことです。
塗装工程では下塗り・中塗り・上塗りの3工程がありますが、最初に塗装面の下地処理(下塗り)をします。その後、中塗り・上塗りの塗料で仕上げをしていきます。このときの下地処理に使う下塗り塗装をシーラーと言います。
シーラーは、塗ることで下地材を整えて、下地材の状態や種類、仕上げ(中塗り塗料・上塗り塗料)に使う塗料との相性を考えて最適なものを選びます。仕上げ塗料(中塗り塗料、上塗り塗料)によっては使えない下塗り塗料があるので注意が必要です。
シーラーの種類
大きく分けて水性と油性の2種類があります。
水性タイプ
下地に浸透することで水分が蒸発して塗膜を作ります。劣化が激しい下地材は吸収性が高いため、浸透性が悪く補強効果も低いです。水性タイプは劣化が少ない下地材に向いています。
水性の機能性の違うシーラー
・カチオンシーラー(今回の説明塗料)
・ヤニ止めシーラー
油性タイプ
シーラー(下塗り塗料)に含まれた溶剤が揮発して塗膜を作ります。臭いが強いのがデメリットですが、浸透性が高く補強効果が大きいです。劣化の激しい下地材に適していて、乾燥時間が短いのが大きな特徴です。
油性の機能性の違うシーラー
・強溶剤系エポキシシーラー
・弱溶剤系エポキシシーラー
他の機能性シーラーについてはまたの機会に説明します。
カチオンシーラーのカチオンってなに?
カチオンとは正+(プラス)電荷を持った陽イオンのこと
正+(プラス)電荷を持った陽イオンのことを「カチオン」
負-(マイナス)電荷を持った陰イオンのことを「アニオン」
一般的に下地(外壁や床面など)となるコンクリートやモルタルは負(マイナス)の電荷「アニオン」を帯びてると言われてます。材料(塗料)に正(プラス)の電荷「カチオン」を使うことで磁石と同じ働きの相互引き合い効果で優れた密着効果を得るというもの
カチオンシーラーの特徴は?
電荷を上手に利用するためにできた下地塗料です!
外壁・内壁の両方に使用できます。
カチオンシーラーには薄い塗膜を作る【造膜型】、下地内部に浸透する【浸透型】の2種類があります。
透明タイプ(脆弱部分の下塗りに適しています)と白色顔料が入ったホワイトタイプ(塗装素地の目止め効果に優れています)があります。
浸透性・密着性・経済性に優れていて、適用範囲(コンクリート、モルタル、PCパネル、スレート板、せっこうボード、けい酸カルシウム板など)が広いのが特徴です。上塗り塗料に強溶剤塗料を使うことはできません。
防カビ・防藻を防ぐ機能があるため外壁などに使用されることが多いです。
サイディングやモルタルの劣化が見られ、補修をした際など、塗料が剥がれては困る場所の下塗り・下地調整材として使用することが多いです。
まとめ
塗装工事で大切なのは上塗り塗料の機能ですが、その機能性を維持させるのは下地処理の下塗り塗料です。地味な存在ですが、するしないの効果は雲泥の差です!
メリットが多い下地塗料なので塗装工事の際はぜひご検討ください。
◇ペイント官兵衛の実績◇
アステックペイント加盟店部門全国施工実績No.1
アステックペイント加盟店部門福岡県施工実績No.1
アステックペイント販売実績No.1
福岡県北九州市に地域密着!
■外壁塗装のNo.1ブランド ペイント官兵衛がお客様から選ばれる理由はこちら!
■外壁塗装No.1ブランド ペイント官兵衛のメニューページはこちら!
■お問い合わせはこちら!