あなたの家の屋根は大丈夫?
2022.06.14 (Tue) 更新
屋根のメンテナンス費用から工事が必要な時期までチェック
「屋根のメンテナンスって必要なの?」
「メンテナンスをするタイミングや、かかる費用を知りたい!」
このように考えている人は多いでしょう。
そういった疑問に本日は石井がお答えさせていただきます!
具体的な内容としては、
- 屋根のメンテナンスをしないとどうなるか
- メンテナンスにかかる費用の目安
- 屋根メンテナンスにかかる工事期間
- メンテナンスを業者に依頼する手順と注意点
について紹介いたします。
屋根のメンテナンスに関する不安が解消する記事になりますので、屋根が気になっている方はぜひご覧になって下さい。
1・屋根のメンテナンスをする前の確認事項
屋根のメンテナンスをする前には劣化状態の確認や、劣化を放置したらどうなるかといった知識が重要です。
何も知らずにメンテナンスを始めてしまうと、必要のない工事にお金を支払うことになりかねません。
業者の言いなりにならないよう、劣化状態やメンテナンス方法について知っておきましょう。
屋根の種類や劣化状態を確認する
屋根の種類によってメンテナンス時期は異なります。
先ずは屋根の種類を確認し適したメンテナンス時期を選びましょう。
屋根の内部には防水シート(ルーフィング)が組み込まれています。
防水シートの耐用年数は20年〜30年です。
50年以上の耐用年数を誇る日本瓦でも下地の防水シートを交換しなくてはいけないため、20年〜30年に1度はメンテナンスをしなくてはいけません。
メンテナンスの年数は目安でしか無いため、工事をするかどうかは劣化状態で判断しましょう。
屋根の種類ごとに劣化状況は異なります。お客様のお家の屋根はどういった症状がでてますか?
スレート屋根の劣化症状
【苔・藻】【色褪せ】【板金部の錆】【スレートの割れ・ズレ・反り】【屋根のたわみ・歪み】【雨漏り】
アスファルトシングルの劣化症状
【建材の浮き】【建材の剥がれ】【建材の表面の剥がれ】【屋根のたわみ・歪み】【雨漏り】
金属屋根の劣化症状
【錆】【穴あき】【建材のめくれ】【屋根のたわみ・歪み】【雨漏り】
瓦屋根の劣化症状
【苔・藻】【瓦のズレ・割れ】【漆喰の剥がれ】【瓦の抜け】【屋根のたわみ・歪み】【雨漏り】
※屋根素材が日本瓦の場合は塗装でのメンテナンスができません
【屋根のたわみ・歪み】【雨漏り】の症状が出ている場合は塗装によるメンテナンスだけでは対処ができないことが多いです。また、屋根の下地が寿命ですので葺き替え工事が必要になってきます。
屋根にのぼるのは非常に危険ですので、劣化状態の確認はプロに任せましょう。
点検の目安としては、前回のメンテナンスから8年〜10年が経過した頃が望ましいです。
8年が経過していなかったとしても下から見て気になる箇所がある場合や雨漏りがあったり際はすぐにプロに点検を依頼しましょう。
※無料点検をしている業者はたくさんいます。当然弊社も無料点検をおこなっております。
2・屋根のメンテナンスを行わないで放置したら何が起こるのか
屋根のメンテナンスや修理を行わないと以下のような症状が発生します。
- 雨漏り
- すきま風
- 屋根素材が落下する危険性がある
- 屋根が崩れる可能性がある
屋根は放置することで素材の耐久性が低下してしまい、雨水や風の侵入を許してしまいます。
また、屋根素材が剥がれたまま長年放置すると、強風で落下する恐れがあるでしょう。
瓦屋根などの場合は、瓦が外れたまま放置していると重みで屋根全体が崩れる危険性もあります。
3・屋根のメンテナンス方法を選ぼう
屋根のメンテナンス方法は主に3つあります。
- 塗装
- カバー工法
- 葺き替え
メンテナンス方法は自由に選べるわけではなく、屋根の劣化具合によって決まります。
塗装によるメンテナンス
屋根素材の表面を塗装することで経年劣化を防ぐメンテナンス方法です。
コケや藻、色あせなどの表面的な劣化症状を改善します。
カバー工法
現在の屋根の上に新たな屋根素材を設置する工事です。
すべての屋根に適用できるわけではなく、下地素材が寿命を迎えている場合は葺き替えが必要です。
葺き替え
下地から交換する大規模な工事です。
3つの屋根工事のなかで最も費用が高いですが内部の劣化まで修復ができます。
※一度プロに屋根の状態を見てもらい、自分の家にあった施工方法をしっかりと選定してもらいましょう。
4・屋根のメンテナンス費用はどのくらい?
一般的な住宅において、塗装、カバー工法、葺き替えにかかる費用の目安は以下のようになります。
塗装が最も安く、葺き替えが高額になってきます。
※使う塗料や屋根素材によって費用は変わります。
5・屋根の特徴とメンテナンス時期
化粧スレートの特徴
工事が簡単で取り扱う業者が多いため低価格という点が魅力です。
色の種類が豊富というメリットもあります。ただし、耐用年数15~20年と短くてメンテナンスも頻繁に必要です。
アスファルトシングルの特徴
柔らかい屋根素材のため曲線の屋根でも使用できる低価格の素材です。
一方で、耐用年数20〜30年と短くてメンテナンス頻度が高く、コケなどの汚れも付きやすいです。
ガルバリウムの特徴
耐用年数30~50年と長く、メンテナンス頻度も少なめであることが特徴です。
デザイン性が高いため日本の住宅に適しています。
しかし、化粧スレートに比べると費用が高くなる傾向があります。
セメント瓦の特徴
セメントと砂を使って作られた瓦で耐用年数は30年~40年です。
劣化しやすいデメリットがありますが、日本瓦に比べると初期費用を抑える事ができます。
日本瓦の特徴
日本では多くの住宅で使用されている屋根素材です。
耐用年数50〜100年以上と非常に長く、デザイン性も高いことから人気があります。
一方でメンテナンスや初期費用が高額になるというデメリットがあります。
6・屋根のメンテナンスを業者に依頼する手順
屋根のメンテナンスを業者に依頼するにはどのような手順を取れば良いのでしょうか。
ここでは業者に依頼する手順を紹介いたします。
先ずは3社以上から見積もりをとってください
絶対におこなってほしいのが「相見積もり」です。
1社だけの見積もりではその業者が適正価格で提示したのかどうか?相場がどのくらいになるのか?判別できません。
複数の会社に見積もりを依頼することで適正価格を見抜きやすくなります。
おすすめは3社以上の見積もり取得です。
良い業者を見抜くポイントとしては、具体的に項目を記載しているかどうかが重要です。
基本的に項目数は細部まで書かれているほど信用性が高いです。
また極端に金額が低い業者には気をつけましょう。費用を抑えたいと考える事は当たり前の事ですが手抜き工事をしても意味がありません。相場をしっかり把握し適正価格での施工をお勧めいたします。
7・まとめ
屋根のメンテナンス方法は主に塗装、カバー工法、葺き替えの3つがあります。
屋根の劣化状況に応じてどのメンテナンスが最適かを判断します、先ずはプロに点検を依頼しましょう。
調査してもらうタイミングとしては、前回のメンテンナスをしてから8年〜10年程度が最適です。
定期的に点検をしてもらい、必要があればメンテナンスをしてもらうようにしましょう。
それをすることが家を守る最善の方法になります。
ペイント官兵衛では、無料外壁屋根診断・無料雨漏れ診断をおこなっております。
お気軽にご相談いただければと思います。
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