宗像市の現場で塗装前のコーキング打ち替えを行いました!
こんにちは!ペイント官兵衛です!
本日は、外壁塗装の前段取りとして極めて重要な「コーキング(シーリング)の打ち替え工事」
サイディング外壁の目地(つなぎ目)にあるゴム状のパーツですが、ここが割れたり隙間ができたりすると、そこから雨水が浸入して家の骨組みを痛めてしまいます。今日はその補修のリアルな裏側をお届けします。
既存コーキングの撤去:カッター一本の真剣勝負
まずは、新築時から数十年頑張ってくれた古いコーキングを剥がしていく作業から。
一見簡単そうに見えますが、実はここが一番体力のいる工程です。専用のカッターを使い、サイディングの断面を傷つけないよう慎重に、かつ大胆に切り込みを入れていきます。
劣化したコーキングは硬くなっていて、引っ張るとブチブチと切れてしまいますが、これを「一滴も残さず剥がし切る」のがプロのこだわり。古いカスが残っていると、新しいコーキング剤がうまく密着しないからです。壁の隙間が空っぽになるまで、一箇所ずつ丁寧に抜き取っていきました。
マスキングテープ養生:直線の美しさを決める
撤去が終わったら、次は養生(ようじょう)です。
目地の両サイドにマスキングテープを貼っていくのですが、これが仕上がりの「美しさ」を左右します。1ミリのズレもなく、ビシッと真っ直ぐにテープを貼る。簡単そうに見えて、凹凸のある外壁に隙間なく貼るには指先の感覚が頼りです。このラインが曲がると、どんなに良い材料を使っても仕上がりが台無しになってしまいます。

プライマー塗布密着のための「接着剤」
テープを貼り終えたら、目地の底と側面に「プライマー」という透明な下塗り材を塗っていきます。
これは、外壁材と新しいコーキング剤を強力に密着させるための接着剤の役割を果たします。塗りムラがあると、数年後にコーキングが剥がれてくる原因になるため、奥までしっかり浸透させるようにハケを走らせます。

コーキング材の充填空気を入れない職人技
いよいよ、コーキングガンの登場です。
新しい材料を、目地の奥から手前へと「ムギュッ」と押し出すように充填していきます。ただ流し込むのではなく、適度な圧力をかけながら空気を入れずに埋めていくのがポイント。多すぎても溢れますし、少なすぎると厚みが足りません。一定のスピードでガンを動かす手つきは、まさに職人技です。

ヘラ押さえ表面を滑らかに整える
充填した直後、まだ柔らかいうちに専用のヘラで表面をなぞります。
この「ヘラ押さえ」によって、材料を壁の断面にさらに密着させ、同時に表面を鏡のように滑らかに整えます。一度のストロークでスッと仕上げるのが理想。何度も触りすぎると表面が荒れてしまうため、一発勝負の緊張感が漂う瞬間です。

作業を終えて:これで雨漏り対策も万全
最後に、材料が乾ききる前にマスキングテープをシュッと剥がせば、新品のような真っ直ぐで弾力のある目地が完成しました。

外壁塗装をすれば見た目は綺麗になりますが、この「コーキングの打ち替え」という下地処理を疎かにしては、家を長持ちさせることはできません。普段は目立たない部分ですが、一番神経を使って作業させていただきました。
「うちの壁のゴムがひび割れているな」と気付いたら、それは家からのサインです。手遅れになる前に、ぜひ地元のプロにご相談ください。
明日は、いよいよ塗装前の養生作業に入ります!






















