宗像市の現場で下地処理後の折半屋根を塗装をしました!
こんにちは!ペイント官兵衛です1
前回、ケレン機と剥離剤で徹底的に古い塗膜を落とした折板屋根。本日は、いよいよ新しい命を吹き込む「塗装工程」の様子をレポートします。
金属屋根は、ただ色を塗ればいいわけではありません。下地から順に、役割の違う塗料を重ねていくことが重要です。
錆止め塗料:鉄部を守る「鉄壁のガード」
まずは、地肌が見えるまで磨き上げた折板に「錆止め」を塗布します。
折板屋根の最大の敵はサビです。少しでも塗り残しがあると、そこから腐食が始まってしまうため、山なりになっている谷の部分や、ボルト周りなど、細かい箇所まで刷毛(ハケ)とローラーを使い分けて塗り潰していきます。
今回は、密着性に優れたエポキシ樹脂系の錆止めを使用しました。これが、次に塗るペンキと屋根材を強力につなぐ「接着剤」の役割も果たします。

中塗り(なかぬり):膜厚を確保する
錆止めが完全に乾燥したのを確認し、続いて「中塗り」に入ります。
ここからはお客様が選ばれた仕上がりの色を塗っていくのですが、単に色をつけるだけではありません。ここでしっかりと塗膜の「厚み」を作ることで、雨風や紫外線に負けない強い屋根になります。
折板屋根特有の長い溝を、ローラーでリズムよく塗り進めていきます。塗りムラが出ないよう、常に一定の力加減で進めるのが職人のこだわりです。

上塗り(うわぬり)美観と保護の最終仕上げ
最後に、仕上げの「上塗り」を行います。
「中塗りと上塗りは同じ色だから1回でいいのでは?」と思われるかもしれませんが、2回重ねることで初めて、カタログ通りの鮮やかな発色と、本来の耐候性(持ちの良さ)が発揮されます。

上塗りを終えると、これまでのマットな質感から一変し、美しい光沢が生まれます。この「ツヤ」こそが、汚れを弾き、水を滑らせるバリアの証です。
施工を終えて:細部まで隙なし
折板屋根はボルトキャップの隙間や、折り重なっている部分など、目に見えにくい場所に湿気が溜まりやすい構造をしています。そうした箇所こそ、最後に自分の目で一周まわってチェックし、塗り残しがないか入念に確認して本日の作業は完了です。

剥離から始まった今回の現場も、これでようやく一安心。お客様の大切な建物を、これから10年以上守り続けてくれるはずです。
地域の皆様、屋根の赤サビや色褪せが気になり始めたら、手遅れになる前にぜひご相談ください。現場からは以上です!






















