直方市頓野にて築25年の小庇をケレン処理後に錆止め塗装を施工しました
2025.11.26 (Wed) 更新
こんにちは!来月入社の19歳の子と入社前面談を行い、親が40歳である事を聞いて自分が歳をとった事を再認識したペイント官兵衛の伊藤です( ;∀;)
本日は直方市頓野にて、小庇(こびさし)のケレン処理および錆止め塗装を実施しました。築20年が経過している住宅で、小庇の鉄部に錆が発生しておりました。

築25年経過しており錆が発生していました。
このままですが錆が廻って穴が開く可能性があるので早めの手入れが必要です。
万能なサンドペーパーを使用して表面の錆をおとしていきます!!この作業が非常に重要で、
この作業を行わないまま塗装すると錆の凹凸が出てしまい仕上がりが悪くなったり、錆が塗膜を突き破って早期に出てきてしまったりします。

ケレン処理後は錆止めを塗布していきます!今回は上塗りにこげ茶を塗るようになっているため錆止めはグレー系の色を使用しています!!鉄部は塗装すると見違えるほど綺麗になるのでお客様に喜ばれる部分です(‘ω’)ノ
ケレン処理の重要性
鉄部において塗装の寿命や仕上がり品質を左右する工程のひとつが「ケレン処理」です。これは、錆・旧塗膜・汚れなど塗装の妨げとなる不良下地を除去し、新しい塗料がしっかり密着する状態を整える作業です。
錆や浮いた旧塗膜がそのままの状態で塗装を行うと、新しい塗膜の付着が弱くなり、早期の剥がれ・浮きといったトラブルの原因になります。
ケレン処理をきちんと行うことで、錆を抑え、下地からの耐久性を高めることができます。
本日の小庇では、サンドペーパーを使って錆の発生部・旧塗膜の劣化部を丁寧に削り取り、金属が露出・平滑化された状態をつくってから錆止め塗装に入りました。
付帯部の塗装も重要な理由
屋根・外壁の塗装が注目されがちですが、付帯部(庇・軒天・雨樋・鼻隠し・破風板など)も建物を守る上で非常に大切な部位です。今回のような金属庇では特に以下のような点が重要になります:
雨水や湿気の影響を直接受けやすく、錆・腐食の進行が早くなりがちです。
小規模な部位であっても、劣化を放置すると部材交換・雨漏りといった大きな補修コストに繋がる可能性があります。
屋根・外壁と同時に付帯部を適切に処理・塗装することで、トータルな建物保護性能が向上します。
当社では、庇等の付帯部にも「下地処理を怠らない」「適材適所の塗料を用いる」「施工管理まで徹底する」体制を設け、住宅全体の保護を考えた塗装をご提案しております。
本日の施工ポイント(直方市頓野現場)
築20年を経過しており、小庇の鉄部に錆が確認されました。
サンドペーパーでケレン処理を入念に実施し、錆・旧塗膜・浮きを除去しました。
錆止めとしてモニエルパワープライマーを塗布し、下地の保護を図りました。
塗装後は、作業箇所の確認・乾燥条件の管理・お客様立会いも行い、仕上がり・工程どちらも適正に実施しました。
お客様へのメッセージ
付帯部の金属部塗装をお考えの方へ。錆が発生している状態でそのまま塗装を行っても、すぐに浮き・剥がれといったトラブルにつながるリスクがあります。特に庇・鉄部などは、建物の耐久性・美観にとって“隠れた要”とも言える部位です。
当店「ペイント官兵衛 」では、ケレン処理から錆止め・下地処理・施工管理まで一貫して対応し、付帯部も含めて住宅全体を守る塗装を行っております。屋根・外壁の塗装検討時にも、ぜひ付帯部の状態までご相談ください。




















