中間市弥生にて前回石調塗料を吹き付けしていた現場の目地をドリルを使用し撤去
2025.11.06 (Thu) 更新
こんにちは!東京出張で寒くてびっくりしているペイント官兵衛の伊藤です。
本日は中間市弥生にて、セラスキン塗装が施された外壁の目地撤去・打ち替え作業を行いました。

前回セラミックスキンを吹付けされており目地を打ち変えたくても固くてカッターの刃が通りません。
なのでまずはドリルを使用して表面の石材を破壊して取り除く作業が必要となりました。
訪問販売の業者様でひと昔前に流行った吹付けの塗料ですが、目地部分には硬すぎてひび割れがよくはいっています。塗装の際には旧シーリングあ撤去する必要がありますが、業者様によっては打ち変えずに上から塗装を提案する会社も多いようです。ただ、旧シーリングは劣化していますので打ち替えの必要があります。

表面の塗膜を除去したあとはニッパーを使用して旧シーリングを撤去していきます。
この作業だけで3日かかっています。通常1日~2日でシーリングの打ち替えは終了しますが、
工期が延びる分職人の手間もかかってしまいます。仕方がないといえば仕方がないのですが、
外壁塗装の際は次の塗装時の事も検討した上での最適な提案をお勧めしています。
🔍 10年前の塗装が原因で、外壁に多数のひび割れ…
今回のお宅は、約10年前に訪問販売業者による外壁リフォームが行われており、石材調の吹付け塗装(セラスキン)が施工されていました。
ただし、その際の施工でシーリングの上から塗料を厚く吹き付けていたため、目地部分にひび割れが多数発生していました。これは「見た目を重視した施工」が原因で、肝心の可動性や耐久性が損なわれたと考えられます。
🛠 普通の道具では歯が立たない…特殊作業で丁寧に撤去!
セラスキンのような硬質で厚みのある石材調塗料が目地にかかっている場合、通常のカッターでは撤去が不可能です。
そのため今回は、以下のような手順で慎重に作業を進めました。
電動ドリルを使い、石材調塗膜をカット
剥がれた塗膜を除去後、シーリング材を手作業で撤去
新しいシーリング材を適切なプライマー処理の上で打ち替え
このような工程のため、目地撤去と打ち替えだけで丸3日かかりましたが、それだけの価値のある重要な作業です。
✨ 見た目よりも“長持ちする構造”を大切に
外壁の仕上がりを美しく見せることも大切ですが、それ以上に重要なのは**「建物を守る機能性」**です。
ペイント官兵衛では、たとえ手間がかかっても、構造的に正しい施工を第一に考えています。
今回のようなケースでは、
「石材調で打ち替え不可」として上から増し打ちする業者
「目地割れは仕方ない」と放置する業者
も見かけますが、それでは数年後に雨漏りや外壁の剥離といった深刻な被害につながりかねません。
🏠 外壁が石材調でも“しっかり目地交換”はできます!
石材調の外壁にお住まいの方で、
目地にヒビが入ってきた
前回の業者に「打ち替えはできない」と言われた
雨漏りが心配…
という方は、ぜひ**ペイント官兵衛へご相談ください。
下地を見極め、正しい知識と技術で最適なご提案をさせていただきます。
🔧 塗装だけでなく、シーリング・補修も専門です
ペイント官兵衛では、ただ「色を塗る」だけでなく、建物を長持ちさせる外装全体のプロとして対応しています。
石材調・吹付け・リシン・タイルなど、さまざまな外壁素材に対応可能です。
「外壁の見えないトラブルに、正面から向き合う」
それが、私たちが地域で選ばれ続ける理由です。
お住まいのことでお困りの際は、お気軽にお問い合わせください!





















