田川市で劣化した小庇に下地処理後に弱溶剤シリコン塗装を行いました!!
2025.09.23 (Tue) 更新
こんにちは!!
本日は田川市にて、築35年のお住まいの 小庇(こひさし) 部分の塗装工事を行いました。
屋根や外壁と同じように、小庇も雨や紫外線の影響を受けやすく、鉄部であることからサビが発生しやすい箇所です。
そのため、適切な下地処理と塗装が長持ちのポイントになります。
小庇の施工前の状況になります。汚れと錆もでてきており下地処理が必要です!
サンドペーパーを使用して表面の錆を落としていき、表面に傷をいれていきます。(密着をよくする為)
錆止めを塗布していきます。錆止めを塗布するのとしないのとではその後の持ちが変わります!!
今回は上塗りでこげ茶を塗るので錆止めは赤さび色をチョイスしています。
弱溶剤シリコン塗装を塗装していきます。水性塗料を鉄部に塗ると密着がよくないので溶剤の塗料を使用していきます!!
乾燥期間をおいて二回目の上塗りです。小さいローラーと刷毛を使い綺麗に塗装していきます。
はい☆完成!!35年前の庇とは思えないくらいピカピカに仕上がりました!!
施工内容
ケレン処理(下地調整)
表面に付着しているサビや古い塗膜をしっかり削り落とし、素地を安定させました。
下地処理を怠ると、どんなに高級な塗料を使ってもすぐに剥がれてしまうため、最も重要な工程といえます。錆止め塗装
ケレン処理後は錆止めを塗布。
鉄部は水や空気に触れると酸化しやすいため、錆止めでしっかり保護することで、腐食を防ぎます。上塗り(弱溶剤シリコン塗料・2回塗り)
仕上げには弱溶剤型のシリコン塗料を使用。
2回塗りすることで膜厚を確保し、耐候性・耐久性を高めました。
下地処理の重要性
塗装工事において「塗る」工程ばかりが注目されがちですが、実は 下地処理が仕上がりと耐久性を左右する最大の要素 です。
サビや浮いた塗膜を残したまま塗装してしまうと、早期に剥がれや膨れが発生してしまいます。
「見えない部分に手間をかける」ことこそ、長持ちする塗装工事の秘訣です。
鉄部塗装に溶剤塗料を使う理由
鉄部には一般的に 溶剤系の塗料 を使用します。
理由は以下の通りです。
密着性が高い:金属面にしっかり食いつき、剥がれにくい。
防錆性に優れる:水分の浸透を防ぎ、サビの進行を抑える。
耐久性が高い:屋外での紫外線や雨風に強く、長持ちする。
水性塗料も環境に優しく人気がありますが、鉄部に関しては溶剤系の方が安心・確実です。
まとめ
今回の工事では、
ケレン処理で素地を整える
錆止めで防錆性能を確保
溶剤シリコン塗料で美観と耐久性を両立
という流れで、小庇をしっかりと保護することができました。
築年数が経つと、庇や鉄部は劣化が進みやすいため、早めのメンテナンスが建物全体の寿命を延ばすことにつながります。
塗装の事なら何でもペイント官兵衛にお任せください(*´▽`*)