行橋市にて雨漏り防止の為に縁切り材を屋根に挿入しました
2025.09.21 (Sun) 更新
こんにちは!今日はもんじゃな気分のペイント官兵衛の伊藤です(*´▽`*)
本日は、行橋市の現場にてタスペーサーの挿入作業を行いました!
屋根塗装では「下塗り」や「中塗り」といった工程がよく知られていますが、実はその合間に行う**“縁切り作業”**も非常に重要な工程のひとつです。
コロニアルとコロニアルの間に縁切り材であるタスペーサーを挿入します。
コロニアルを挿入する事で雨漏り防止になります!また、今回はタスペーサーの01型(標準仕様)を使用していきました。勾配が多少ある屋根なので腰が痛いといっていましたが親方ありがとうございます笑
タスペーサー挿入完了!一般的な屋根でタスペーサーを500~1000個挿入していきます!
昔ながらぼ職人でタスペーサーを使用しない職人や会社もありますが10年以上経過した際の状態が大いに変わります。
20年後が楽しみです(*´▽`*)
🧩 タスペーサーとは?
タスペーサーは、屋根材の隙間を確保するための専用部材です。
主にスレート屋根(コロニアル屋根)に使われるもので、屋根材同士が塗料で密着しないようにする目的で挿入されます。
この作業を行わずに塗装を進めると、屋根材の下に入り込んだ雨水が排出されず内部で滞留し、雨漏りや腐食の原因になります。
🔍 なぜ“縁切り”が必要なの?
屋根のスレート材は、1枚1枚が重なりあって張られていますが、その重なりの隙間から水が抜ける構造になっています。
塗装を行うと、この隙間が塗料で埋まってしまう=水の逃げ道を塞ぐことになります。
この塞がれた状態を「密着(みっちゃく)」と呼び、放置すると…
屋根材内部に雨水が溜まる
湿気で野地板や防水シートが劣化
最悪、雨漏りや屋根内部の腐食に繋がる
この密着を防ぐために「縁切り作業」としてタスペーサーを挿入します。
🔧 タスペーサーの種類について
タスペーサーには、いくつかの種類があります。
その代表的なものが以下の2つです。
① タスペーサー01型
一般的なスレート屋根に使用される標準モデル
樹脂製で軽量かつ耐久性が高い
薄くて目立ちにくいのが特徴
② タスペーサー02型
より厚めの屋根材や、強固な挿入が必要な場合に使われるモデル
製品の高さが異なり、屋根材の種類によって使い分けが必要
今回の現場でも、屋根材の状態を見ながら適切なサイズとタイプを選定し、しっかりと挿入を行いました。
💡 タスペーサーを入れる=家を長持ちさせる第一歩
塗装は「見た目」だけでなく、「建物を長く守るための手段」です。
タスペーサーのような小さな部材も、雨漏りを防ぐ非常に大きな役割を果たしています。
このような下地処理や付帯作業をどれだけ丁寧にやっているかが、塗装会社を選ぶうえで非常に重要なポイントです。
🏠 塗装は、技術だけでなく「施工への姿勢」で選ぶ時代へ
ペイント官兵衛では、すべての工程を写真で記録し、透明性のある工事報告を行っています。
特に、タスペーサーやシーリングなど完成後には見えなくなる工程こそ誠実に取り組んでいます。
屋根・外壁塗装をご検討の方は、ぜひ一度ご相談ください!
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