小倉北区で築30年のRC造の爆裂した軒天をカチオンで補修しました
2025.09.19 (Fri) 更新
こんにちは!会社の近くに美味しい韓国料理の店を発見しテンション爆上がりのペイント官兵衛の伊藤です(*´▽`*)
本日は、小倉北区にある築30年の鉄筋コンクリート(RC)造の建物にて、打診調査と軒天の補修工事を行いました。
築30年のRCの軒天の爆裂部。ここ以外にも打診調査で多数爆裂を発見しました。内部の鉄筋の錆発生による膨張や腐食によりコンクリートが爆裂を起こしています。コンクリートが落下し、事故に繋がる恐れもありますので早急に手入れが必要な状態でした。
爆裂している部分をハンマーで斫っていきます
斫った後、カチオンで補修していきます。RCの物件ではカチオンが活躍します!
コテを使用してカチオンを塗っていきます。
カチオン施工完了です。
この後は下塗り、中塗り、上塗りと塗装をしていきます!!
🛠 打診調査で全体的に「爆裂」を発見!
まずは建物全体の状態確認のため、**打診棒を使った点検(打診調査)**を行いました。
その結果、軒天(天井部)に多数爆裂が発生している箇所が確認されました。
💥「爆裂」とは?
鉄筋コンクリート造の建物で起こる「爆裂」とは、
内部の鉄筋が腐食し、膨張することでコンクリートを内側から破壊してしまう現象です。
主な原因は、雨水や湿気の侵入、経年劣化などによって鉄筋がサビてしまうこと。
放置するとコンクリート片の落下事故などのリスクもあるため、早期の補修が非常に重要です。
🔧 斫り(はつり)作業 → カチオンで補修
爆裂部分が確認された軒天については、まず**劣化部分の斫り作業(削り取り)**を行いました。
浮いているコンクリートや錆びた鉄筋を露出させ、しっかりと清掃・防錆処理を行います。
🧱「カチオン」とは?
今回補修に使用したのはカチオン系モルタルです。
カチオンモルタルは、
接着力が非常に高く
水分に強く
補修後の耐久性に優れる
という特長があり、RC建物の部分補修には最適な材料です。
削った部分にこのカチオンモルタルを丁寧に充填・成形し、元の軒天と一体感のある仕上がりにしていきます。
🧩 なぜ事前調査と丁寧な補修が大切なのか?
建物の表面だけではわからない劣化が、打診調査やプロの目によって見つかることがあります。
特にRC構造のような重量のある建物は、外見では判断できない内部の劣化が大きな事故につながることも。
ペイント官兵衛では、経験豊富な職人と調査員が、しっかりと事前調査・診断を行った上で、
適切な補修方法と最適な材料選定を行っています。
📞 爆裂やひび割れ、軒天の落下が心配な方へ
「天井にヒビがあるけど大丈夫?」
「築20年以上経っているけど診てもらえる?」
といったご相談は、いつでもお気軽にご連絡ください!
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私たちは“見えない劣化”もしっかり補修いたします。