小倉南区の屋根で前回の塗装が剥離した塗膜をケレン処理を行いました
2025.09.18 (Thu) 更新
こんにちは!!
北九州を中心に外壁・屋根塗装を手掛けているペイント官兵衛です。
本日は、小倉南区で築20年のお住まいの再塗装工事の様子をお届けいたします。
一度塗装されたご自宅ですが、今回は屋根の塗膜の剥がれが見受けられたため、特殊な工程で再塗装を行いました。
屋根に塗膜の剥がれがありました。前回の塗装の際に充分に乾燥期間をとらないまま上塗りをしたか、塗装してすぐに雨が降った可能性が考えられます。スクレーパーを使用し剥がれている塗膜を除去していきます。
ケレン後、ブローで清掃していきます。
この後、溶剤の下塗りを塗布し、前回の塗装で生きている塗膜と化学反応させちじれてきた塗膜を再度ケレン処理を行い下地処理を行いました!!この下地処理こそが再塗装において必要な工程です!!
🔎 再塗装の屋根に起きていた「塗膜の剥がれ」
現場調査にて確認されたのは、屋根の一部に塗膜の浮きや剥がれ。
このような現象の原因として考えられるのは、
前回の塗装時に十分な乾燥期間を設けずに塗り重ねてしまった
塗装後、乾燥前に雨に当たってしまった
などが挙げられます。これらが原因で、密着不良を起こし、塗膜が定着できずに剥がれてしまうのです。
🛠 剥がれた塗膜は“ケレン処理”で丁寧に除去
剥がれが起きている部分には、まずケレン処理(削り落とし)を実施。
この工程によって、傷んだ塗膜や浮いている箇所をしっかり除去し、次の塗料が定着しやすい健全な下地を整えます。
⚠ 通常通りの塗装はNG!化学反応に注意
注意が必要なのは、今ある塗料と新しい塗料が「化学反応」を起こす可能性がある点です。
❗化学反応とは?
既存の塗膜と新しく塗る塗料が**成分的に合わない(相性が悪い)場合、
塗膜が縮む、膨れる、剥がれるなどのトラブルが再発する可能性があります。
特に再塗装では、このような「塗料同士の相性問題」**が非常に重要です。
🧪 溶剤系の下塗りで“わざと反応”を確認→再処理
そこで今回は、あえて溶剤系の下塗り剤を使用して、
既存塗膜と新塗料の相性を見るための「試験反応」を行いました。
この段階で再度反応が出た箇所には、再度ケレン処理を徹底し、悪影響のある塗膜をしっかり取り除きました。
✅ その後に再下塗り → 上塗りで長持ち施工へ
処理後は、再度適正な下塗り剤を使用し、上塗りへと工程を進めました。
このように再塗装の場合は、
現状の塗膜の状態確認
ケレン処理で悪い部分の除去
溶剤下塗りで反応の有無をチェック
問題がなければ下塗りから再スタート
といった繊細な工程管理が必要になります。
🏠 安易な再塗装はNG!業者選びの重要性
見た目にはわかりづらい再塗装の塗膜トラブル。
知識や経験が浅い業者が施工すると、数年でまた剥がれてしまう可能性があります。
ペイント官兵衛では、経験豊富な施工管理と外装劣化診断士が在籍し、
お住まいの状態に最適な塗装方法をご提案いたします。
📞 お問い合わせ・ご相談はお気軽に!
「前回の塗装から10年以上経っているけど大丈夫?」
「再塗装は何に注意すればいいの?」
という方は、お気軽にご相談ください!
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正しい診断と適切な施工が、家を長持ちさせる第一歩です!
引き続き、信頼される施工と発信をしてまいります。