北九州市小倉南区で築35年の和風住宅の破風板にナフタデコールを塗布しました
2025.09.02 (Tue) 更新
こんにちは、9月になり残り4カ月で今年も終わりか~としみじみしたペイント官兵衛の伊藤です(*’ω’*)
本日は北九州市小倉南区にて、築35年の和風住宅にお住まいの、破風板の塗装作業を行いました。
今回は前回塗装が10年以上経っていて、これが最後の塗装にしたいという依頼を頂いた物件でした。
■ 和風住宅×木部=“趣と劣化”の表裏一体
築年数が経った和風住宅では、木の質感が建物の魅力にもなっていますが、その分塗膜の劣化・色あせ・ひび割れ・水の染み込みといったリスクも高まります。
今回も、破風板は以前の塗膜がかなり劣化しており、木目も乾燥気味。
今回はそうした「木の状態」を見極め、“塗り潰す”のではなく“浸透させる”タイプの塗料を選びました。
■ 使用した塗料は「ナフタデコール」
今回使用したのは、木部専用の浸透型保護塗料「ナフタデコール」。
木に染み込むことで内部から保護し、木目の風合いを生かしながら防腐・防カビ・防虫の効果が期待できます。
ナフタデコールの特長:
木の呼吸を妨げず、自然な風合いをキープ
剥がれ・膨れが起きにくく、メンテナンス性が高い
防腐・防カビ・防虫成分を含み、長寿命化に貢献
色あせしにくく、美観が長持ち
今回は濃いめのウォールナット系カラーを使用。
和風住宅との相性も抜群で、木目を活かした上品な仕上がりになりました。
■ 施工の流れ
ケレン作業(旧塗膜・汚れ除去)
→ 木目を傷めないよう、手作業で丁寧に表面を整えました。ナフタデコール 1回目塗布
→ 刷毛でたっぷりと染み込ませるように塗装。乾燥(時間をかけてじっくり)
ナフタデコール 2回目塗布
→ 表面にツヤを出しつつ、保護力を高めました。
■ 職人とのやり取りとこだわり
施工前に職人と「木の乾燥具合」「日当たり」「色の乗り方」を確認し、
塗料を塗り込むように塗るのか、表面で留めるのかといった細かい加減まで調整しました。
「ナフタは塗ったあとの艶で差が出るけ、1回目の吸い込みの具合で2回目をどうするかが決まる」
という職人の一言が、まさに的を射ていました。
■ 施主様からのお言葉
施工後、ご夫婦からは:
「前より木の感じがしっかり出て、でも色あせてなくて良いですね」
「やっぱりプロに頼んで良かった」
という温かいお言葉をいただきました。
この瞬間が、現場に立つ身として一番嬉しいものです。
■ 木部塗装は“次の10年”を守るメンテナンス
築30年以上の和風住宅にお住まいの方は、
「昔に塗ったまま木部は手をつけていない」というケースが意外と多いです。
しかし木は放置すると、
反り・割れ・腐食といったダメージが進行し、補修費用が大きくなってしまいます。
浸透型塗料による定期メンテナンスで、長持ちと美観の両立を目指しませんか?
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