下関市のお客様よりシーリング材の施工について質問を受けました
本日は、ペイント官兵衛の現場ブログをご覧いただきありがとうございます。
下関市のお客様よりシーリング材の施工について質問がございました。
外壁塗装工事の際に、シーリングの施工方法として『打ち替え』と『打ち増し』があり、その施工の違いについて質問がございました。
そもそもシーリングとは、外壁の継ぎ目や窓周りなどの隙間を埋めて、雨水や風の侵入を防ぐために使うゴム状の素材です。シーリングの施工には『2面接着』と『3面接着』があり、それぞれの特徴についてご説明いたします。
・2面接着とは
シーリング材が「左右の壁面(2箇所)」だけにくっついている状態で、下地には密着せず、両側だけに接着します。
メリットはシーリング材が伸び縮みしやすく、ひび割れしにくいのが特徴です。
この部分は、古いシーリングを撤去し、新しくシーリング材を入れる『打ち替え』をします。
下地には接着しないように、シーリング材の量が多くても、少なくてもいけないため、難しい作業です。
・3面接着とは
シーリング材が「左右の壁面」と「底面(奥)」の3箇所にくっついている状態です。
壁の動き(伸び縮み)がシーリング材に直接伝わり、割れやすくなる原因にもなります。
この部分は、古いシーリング材の上に新しいシーリング材を足す『打ち増し』をします。
外壁に使用するシーリング材で使われるものは『変性シーリング』というもので、シーリング施工後に塗装を行うため、これでなければ塗装がすぐに剥がれてしまうからです。
『シリコン系シーリング』を使用すると塗料をはじくため、使用しません。
施工の際には、シーリング施工の内容について説明いたしますので、不明点はご質問ください。
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