波型スレート屋根の選び方と注意点!工場・倉庫の屋根改修対策
2025.07.04 (Fri) 更新
北九州の皆様こんにちは(^^)/
いつも外壁塗装・屋根塗装専門店ペイント官兵衛のブログをご覧いただきまして、誠にありがとうございます。
工場や倉庫の屋根は、建物の寿命や生産性を大きく左右する重要な部分です。
特に、経年劣化が著しい波型スレート屋根は、適切な選定とメンテナンスが不可欠です。
雨漏りや老朽化によるリスクは、事業継続にも影響を与えかねません。
適切な屋根材選びと、信頼できる施工業者選びは、安全で効率的な事業運営に欠かせません。
今回は、波型スレート屋根の選び方と、改修における注意点について解説します。
波型スレート屋根の選び方
屋根材の種類と特徴
波型スレートには、大波と小波の2種類があります。
大波は、波のピッチが130mm程度と広く、屋根材として多く使用されます。
小波はピッチが63.5mm程度と狭く、外壁材として用いられることが多いです。
どちらもセメントと繊維を主成分とし、耐火性や遮音性に優れています。
しかし、経年劣化による割れや欠けが発生しやすく、アスベスト含有の可能性も考慮する必要があります。
近年では、アスベストを含まないノンアスベスト製品が主流となっています。
耐久性や耐候性、コストパフォーマンスを考慮し、建物の用途や環境に最適な種類を選びましょう。
予算とライフサイクルコスト
波型スレート屋根の改修費用は、屋根面積、アスベストの有無、施工方法(カバー工法か全面張り替えか)などによって大きく変動します。
アスベストが含まれる場合は、特別な処理が必要となるため、費用が大幅に増加します。
初期費用だけでなく、メンテナンス費用や寿命なども含めたライフサイクルコストを比較検討することが重要です。
長期的な視点で、コストパフォーマンスの高い選択肢を選びましょう。
耐震性と耐久性の確認
波型スレートは、地震や台風などの自然災害に対して、必ずしも高い耐性を有しているとは限りません。
特に老朽化したスレートは、破損や飛散のリスクが高まります。
耐震性や耐久性を確認するためには、専門業者による点検が不可欠です。
建物の構造や周辺環境、過去の災害履歴なども考慮し、適切な対策を検討しましょう。
波型スレート屋根の注意点
アスベスト含有の有無
1931年から2004年までに製造された波型スレートには、アスベストが含まれている可能性があります。
アスベストは発がん性物質であるため、取り扱いには細心の注意が必要です。
改修工事を行う際には、事前にアスベストの有無を調査し、適切な対応を行う必要があります。
これは法令で義務付けられている場合もありますので、必ず確認しましょう。
適切なメンテナンス方法
波型スレートは、定期的な点検とメンテナンスが必要です。
フックボルトの腐食やスレート自体の劣化は、雨漏りや破損につながります。
定期的な塗装や、必要に応じて部分的な交換や張り替えを行うことで、建物の寿命を延ばすことができます。
また、屋根への立ち入りは危険を伴うため、専門業者に依頼することが推奨されます。
法規制と許可申請
波型スレートの改修工事には、関連する法規制や許可申請が必要となる場合があります。
アスベスト含有建材の取り扱いに関する規制や、建築基準法などに関する知識が必要です。
事前に関係機関に確認し、適切な手続きを行いましょう。
安全性の確保
屋根工事は高所作業となるため、安全対策は非常に重要です。
適切な安全装置の使用、作業員の安全教育、周囲への配慮など、安全を最優先事項として作業を進める必要があります。
まとめ
波型スレート屋根の改修は、建物の寿命や安全性を左右する重要な課題です。
屋根材の種類、予算、耐震性、施工業者、アスベスト問題、メンテナンス方法、法規制、安全性などを総合的に考慮し、最適な計画を立て、専門業者に依頼することが重要です。
適切な対策を行うことで、安全で効率的な事業運営を実現できます。
長期的な視点でのコスト管理と、リスク軽減策の導入も忘れずに行いましょう。
ペイント官兵衛では、無料外壁屋根診断・無料雨漏り診断をおこなっております。
お気軽にご相談いただければと思います。
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