クリア塗装の白ボケとは?原因と効果的な対策を解説
2025.05.26 (Mon) 更新
北九州の皆様こんにちは(^^)/
いつも外壁塗装・屋根塗装専門店ペイント官兵衛のブログをご覧いただきまして、誠にありがとうございます。
クリア塗装は、素材本来の美しさを活かしながら保護する、魅力的な塗装方法です。
しかし、仕上がりが白く濁ってしまう「白ボケ」というトラブルに見舞われることがあります。
せっかくの塗装が台無しになってしまう白ボケは、どのような原因で起こり、どうすれば防げるのでしょうか。
今回は、クリア塗装の白ボケを防ぐための効果的な対策を、分かりやすく解説します。
クリア塗装の白ボケの原因
空気中の水分による影響
クリア塗装の白ボケは、空気中の水分が大きな原因です。
塗装後、塗膜が乾燥する過程で、湿った空気が触れると、水分が塗膜表面に凝縮します。
すると、塗膜が白く濁り、本来の艶が失われてしまうのです。
これは「白化現象」と呼ばれ、特に湿度が高い環境で起こりやすい現象です。
また、乾燥が不十分な状態でも、塗膜内部に水分が浸入し、白ボケにつながる場合があります。
塗装時の環境と作業方法の影響
白ボケは、塗装時の環境や作業方法によっても影響を受けます。
例えば、高温多湿の環境下では、乾燥が遅れ、白ボケが発生しやすくなります。
また、塗料の撹拌(かくはん)が不十分であったり、適切な希釈率でなかったりすると、塗膜の乾燥ムラが生じ、白ボケの原因となることがあります。
さらに、下地処理が不十分な場合、塗料の密着性が低下し、白ボケが発生しやすくなります。
クリア塗装の白ボケ対策とプロへの依頼
効果的な下地処理
白ボケを防ぐためには、まず下地処理を徹底することが重要です。
塗装面を丁寧に清掃し、汚れや油分、水分を完全に除去しましょう。
必要に応じて、プライマーを塗布することで、塗料の密着性を高め、白ボケの発生リスクを低減できます。
下地処理は、クリア塗装全体の仕上がりに大きく影響するため、時間をかけて丁寧に作業することが大切です。
適切な乾燥と環境管理
塗装後、塗料が完全に乾燥するまで十分な時間を確保しましょう。
乾燥時間が不足すると、塗膜表面に水分が残留し、白ボケの原因となります。
塗料の種類や気温、湿度によって乾燥時間は異なりますので、製品情報に記載されている乾燥時間を守りましょう。
また、乾燥中は風通しの良い場所に置き、直射日光を避けることも大切です。
理想的な塗装環境は、温度20℃、湿度60%以下と言われています。
塗料の扱い方と注意点
塗料は、時間の経過とともに成分が沈殿することがあります。
塗装前にしっかりと撹拌(かくはん)し、成分を均一に混ぜ合わせることで、乾燥ムラを防ぎ、白ボケを抑制できます。
電動撹拌機(でんどうかくはんき)を使用すると、より効率的に撹拌(かくはん)できます。
まとめ
クリア塗装の白ボケは、空気中の水分や塗装環境、作業方法が原因で発生します。
白ボケを防ぐためには、下地処理の徹底、適切な乾燥と環境管理、塗料の正しい扱い方が重要です。
美しいクリア塗装を実現し、建物の価値を高めましょう。
ペイント官兵衛では、無料外壁屋根診断・無料雨漏り診断をおこなっております。
お気軽にご相談いただければと思います。
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