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外壁塗装はいらない?実は必要になるケースも!外壁材別の解説

塗装の豆知識

2024.09.25 (Wed) 更新

北九州の皆様こんにちは(^^)/

いつも外壁塗装・屋根塗装専門店ペイント官兵衛のブログをご覧いただきまして、誠にありがとうございます。

外壁塗装は、家を美しく保つだけでなく、大切な住まいを守るための重要なメンテナンスです。
しかし、「外壁塗装は必要ないんじゃないか」「うちの家は外壁材が違うから大丈夫」と、そう思っている方もいるのではないでしょうか。
実は、外壁材の種類によって塗装の必要性は大きく異なります。

今回は、外壁塗装が不要と言われる外壁材の特徴や、それでも塗装が必要となるケースについて解説していきます。

外壁塗装はいらない?外壁材別に解説

外壁材には、タイル、レンガ、樹脂系サイディング、ガルバリウム鋼板など様々な種類があります。
それぞれの外壁材は、耐久性やメンテナンス性に特徴があり、塗装の必要性も異なります。

1:タイルの外壁

タイルは、高温で焼き固められた石や砂、粘土から作られた素材です。
無機質な素材のため、雨や日差しに強く、劣化しにくいという特徴があります。
そのため、一般的に外壁塗装は不要とされています。

タイルの耐用年数は30年以上と言われ、長期間にわたって美しい外観を保てます。
しかし、タイル自体が耐久性に優れていても、目地と呼ばれるタイルとタイルの隙間を埋める素材は、同じ強度を持っていません。

目地にはモルタルやセメントが使われる場合が多く、これらの素材は水分を吸収することで劣化していきます。
そのため、タイル自体には塗装が不要でも、目地の補修は必要となる場合があることを覚えておきましょう。

2:レンガの外壁

レンガもタイルと同様に、泥や粘土を高温で焼き固めた素材です。
タイルよりもさらに耐久性が高く、耐用年数は50年以上と言われています。
レンガは水を吸収しないため、水による割れる心配もありません。

また、温度変化にも強く、伸縮もほとんどありません。
そのため、外壁塗装は不要とされています。

しかし、レンガもタイルと同様に、目地の劣化は避けられません。
レンガの目地にはモルタルが使われることが多く、ひび割れなどが発生する可能性があります。

定期的な目地の補修は、レンガの外壁を長く保つために欠かせません。

3:樹脂系サイディングの外壁

樹脂系サイディングは、塩化ビニルというプラスチックから作られた外壁材です。
耐水性や耐久性に優れ、浸水による膨張も起こりにくいことから、寒冷な地域でも広く使用されています。

また、目地がないタイプもあるため、シーリングの補修も必要ありません。
樹脂系サイディングの耐用年数は10年以上と長く、メンテナンスフリーな外壁材として注目されています。

しかし、樹脂は紫外線に弱く、長年紫外線にさらされると、柔軟性が失われ、割れやすくなるという弱点があります。
そのため、約20年から30年が経過した頃には、メンテナンスが必要となる場合があります。

4:ガルバリウム鋼板の外壁

ガルバリウム鋼板は、金属鋼板にアルミニウム、亜鉛、シリコンをメッキした素材です。
錆びにくく、耐久性にも優れているため、近年人気が高まっています。

ガルバリウム鋼板の耐用年数は10年以上と長く、初期費用は高めですが、長期的に見ると経済的な外壁材と言えます。
しかし、ガルバリウム鋼板も、長年風雨にさらされると、錆が発生する可能性があります。

錆の発生を防ぐためには、定期的なメンテナンスが必要です。
一般的には、15年から20年ごとに塗装するのがおすすめです。

外壁塗装不要でもメンテナンスは必要

外壁塗装が不要な外壁材であっても、長年の風雨や紫外線による劣化は避けられません。
適切なメンテナンスを行うことで、外壁の寿命を延ばし、家の価値を保てます。

1:定期的な点検

外壁材の種類に関わらず、定期的な点検は非常に重要です。
目地のひび割れ、塗装の剥がれ、サイディングの割れなど、小さな異常を見逃さないように、少なくとも年に1回は点検を行いましょう。

異常を発見した場合、放置すると劣化が進行し、深刻な状態になる可能性があります。
早めに対処することで、修理費用を抑えられます。

2:目地の補修

タイルやレンガの外壁では、目地の劣化が最も起こりやすい部分です。
目地がひび割れると、そこから水が浸入し、外壁内部の腐食やシロアリ被害の原因となることがあります。
目地のひび割れを発見したら、早急に補修を行いましょう。

補修には、専用のコーキング材を使用します。
自分で補修するのが難しい場合は、当社のような専門業者に依頼することをおすすめします。

3:塗装

外壁材によっては、塗装が不要とされていますが、場合によっては塗装が必要となることもあります。
例えば、ガルバリウム鋼板は、錆びにくい素材ですが、長年風雨にさらされると、錆が発生する可能性があります。

錆の発生を防ぐためには、定期的に塗装を行う必要があります。

また、樹脂系サイディングは、紫外線に弱いため、長年紫外線にさらされると、劣化が進行し、割れやすくなります。
紫外線による劣化を防ぐために、定期的に塗装を行うことをおすすめします。

⚪まとめ⚪

外壁塗装は、外壁材の種類によって必要性が異なります。
タイル、レンガ、樹脂系サイディング、ガルバリウム鋼板など、外壁塗装が不要と言われる外壁材であっても、適切なメンテナンスを行うことが大切です。

定期的な点検や目地の補修、必要に応じて塗装を行うことで、外壁の寿命を延ばし、家の価値を保てます。
外壁塗装の必要性や適切なタイミングについては、当社のような専門業者に相談することをおすすめします。

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