外壁塗装!シリコン塗装とは?メリット・デメリット解説
2023.09.19 (Tue) 更新
北九州の皆様こんにちは!
いつも外壁塗装・屋根塗装専門店ペイント官兵衛のブログをご覧いただきまして、誠にありがとうございます。
シリコン塗装は、住宅の外壁や屋根の塗装に広く用いられる塗料です。
耐久性や防汚性に優れ、長期的なコストパフォーマンスの高さから人気を集めていますが、その特性や選び方、費用、他塗料との比較など、疑問点も多いのではないでしょうか。
今回は、シリコン塗装のメリット・デメリット、費用、耐用年数、他の塗料との比較などを分かりやすくご紹介します。
シリコン塗装のメリット徹底解説
耐久性と耐候性
シリコン塗料は、外壁塗装や屋根塗装に広く利用されている塗料の中でも、アクリル塗料やウレタン塗料に比べてはるかに高い耐久性と耐候性を備えている点が大きな特徴です。
特に、日本のように四季があり、夏は強い紫外線や台風による豪雨、冬は雪や寒暖差による凍結といった厳しい自然環境にさらされる地域では、その効果を実感しやすい塗料です。
シリコン塗料は紫外線や酸性雨、排気ガスなどの影響を受けにくく、劣化が遅いため、長期間にわたって建物の外観や機能を守ることができます。
一般的に耐用年数は10〜15年程度とされており、アクリル塗料(4〜7年)やウレタン塗料(7〜10年)に比べても長持ちするのが大きなメリットです。
さらに、施工時に下地処理を丁寧に行い、定期的な点検や部分補修を組み合わせることで、耐用年数を延ばすことも可能です。
塗膜自体は強靭でひび割れしにくく、防水性・撥水性に優れているため、雨水の侵入を防ぎ建物の劣化を抑制します。
また、高温にも耐える耐熱性を備えているため、屋根や日当たりの強い外壁部分でも安心して使用できます。
防汚性と美観維持
シリコン塗料のもう一つの大きな特徴は、表面に汚れが付着しにくい防汚性にあります。
塗膜が滑らかで、静電気によるホコリの付着や排気ガスによる黒ずみが起こりにくいため、長期間にわたって外壁の美しさを保つことができます。
さらに、雨水が表面を転がるように流れる「セルフクリーニング効果」があるため、多少の汚れが付着しても自然に洗い流される仕組みになっています。
そのため、特に道路沿いや交通量の多い地域、工場地帯など空気中に汚染物質が多い環境下でも外壁が汚れにくく、定期的な清掃や洗浄の手間を軽減できるのは大きな魅力です。
近年では、シリコン樹脂にセラミック成分を配合した高機能タイプの塗料も登場しており、遮熱効果やさらに強い防汚性能を発揮する製品も増えています。
これにより、塗装後の美観維持と機能性をより高いレベルで両立できるようになっています。
豊富なカラーバリエーション
シリコン塗料は、多くのメーカーが数百種類に及ぶカラーバリエーションを展開しており、住宅や建物のデザインに合わせて幅広い選択肢の中から最適な色を選ぶことができます。
たとえば、明るいホワイト系やアイボリー系は清潔感や明るさを演出し、グレーやブラウン系は落ち着きと高級感を与えます。
また、最近では遮熱効果を備えた淡色系のシリコン塗料や、艶消しタイプ・艶ありタイプなど、質感の違いも選択できるようになっています。
外観の印象は色選びで大きく変わるため、デザイン性を重視する方にとってシリコン塗料の豊富なカラーバリエーションは大きな魅力です。
さらに、塗装後の色あせやチョーキング(白い粉の発生)も比較的起こりにくいため、選んだ色を長期間楽しめるという点も、シリコン塗料を選ぶ大きなメリットといえるでしょう。
シリコン塗装のデメリットと注意点
初期費用
シリコン塗料は、アクリルやウレタン塗料と比較すると初期費用が高くなります。
しかし、耐用年数が長いことから、長期的なコストパフォーマンスは優れているとされています。
費用対効果を考慮し、長期的な視点で判断することが重要です。
ひび割れリスク
シリコン塗料は、硬い塗膜を形成するため、建物の動きに追従しにくいという性質があります。
地震などの揺れや、建物の経年劣化による伸縮によって、ひび割れが発生するリスクがあります。
下地処理を適切に行い、ひび割れに強い塗料を選ぶ、もしくは弾性シリコン塗料を使用するなどの対策が必要です。
重ね塗り
シリコン塗料は、高い撥水性を持つため、重ね塗りが難しいというデメリットがあります。
再塗装を行う際には、下地処理を適切に行い、密着性の高い下塗り材を使用する必要があります。
経験豊富な業者に依頼することで、塗膜のはがれを防ぐことができます。
シリコン塗装と他塗料の比較
アクリル塗装との比較
アクリル塗料はシリコン塗料よりも安価ですが、耐久性が低く、耐用年数は約6~8年と短くなります。
そのため、塗り替え頻度が高くなり、長期的なコストパフォーマンスはシリコン塗料に劣ります。
ウレタン塗装との比較
ウレタン塗料はシリコン塗料よりも安価で、伸縮性が高いことからひび割れに強いというメリットがあります。
しかし、耐用年数は約8~10年とシリコン塗料よりも短く、紫外線への耐性も弱いため、長期間の美観維持には劣ります。
フッ素塗装との比較
フッ素塗料は、シリコン塗料よりも高価ですが、耐久性・耐候性・防汚性において最高レベルの性能を誇ります。
耐用年数は約15~20年と長く、長期的なコストパフォーマンスは優れています。
しかし、価格が高く、施工できる業者も限られています。
FAQよくある質問
Q1. シリコン塗料の選び方のポイントは?
A1. シリコン塗料を選ぶ際には、シリコン樹脂の含有率、耐久性、防汚性、価格、色などを考慮して、ニーズに合った製品を選びましょう。
大手メーカーの製品を選ぶことで、品質や保証についても安心できます。
Q2. シリコン塗装の施工期間はどのくらいですか?
A2. 施工期間は、建物の大きさや複雑さ、天候などによって異なりますが、通常は数日~数週間程度です。
具体的な期間については、業者に確認しましょう。
Q3. シリコン塗装はDIYでできますか?
A3. シリコン塗装は、専門的な知識と技術が必要なため、DIYでの施工は難しいです。
仕上がりの品質や耐久性を考えると、専門業者に依頼することを強くお勧めします。
まとめ
今回は、シリコン塗装のメリット・デメリット、費用、耐用年数、他の塗料との比較について解説しました。
シリコン塗装は、耐久性とコストパフォーマンスのバランスに優れた塗料ですが、デメリットや注意点も理解した上で、住宅状況や予算に最適な選択をすることが重要です。
シリコン樹脂の含有率や、塗料の種類(水性・油性、1液型・2液型)なども、最終的な仕上がりに大きく影響しますので、注意深く検討することをお勧めします。
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