光触媒について【北九州外壁塗装・屋根塗装ペイント官兵衛】
2022.08.25 (Thu) 更新
北九州の皆様こんにちは!
いつも外壁塗装・屋根塗装専門店ペイント官兵衛のブログをご覧いただきまして、誠にありがとうございます。 本日のブログ担当をします、橋本です。
今回は光触媒について説明します。
そもそも光触媒って??どんな塗料なの?って思われてる人が多いと思いますのでまずは光触媒から簡単に説明していきます。
光触媒ってなに?
光触媒とは、【光】を利用して様々な反応を起こしながら、汚れや細菌などを無害化(「水」と「二酸化炭素」)に分解し、そのもの自体は変わらない物質の事です。
「酸化チタン」という物質を聞いたことがあると思いますが、ざっくりいうと「酸化チタン」=「光触媒」だと思って頂ければ良いでしょう。
「酸化チタン」は「チタニア」や「二酸化チタン」とも呼ばれますが今回は「酸化チタン」とします。
簡単にいうと、光のチカラを利用して、ニオイのもとや汚れ、雑菌などを分解、除去してくれる優れものです。
学術的にはわからないけどざっくりはわかっていただけたでしょうか。
本題の光触媒の塗装にはどういうメリットとデメリットがあるか見ていきましょう。
光触媒のメリットとデメリット
光触媒のメリット
・汚れがつきにくい(セルフクリーニング効果)
・外壁が雨水で綺麗に
・カビや藻が生えにくい
・空気浄化作用がある
・塗装の耐用年数が長い
・遮熱効果が高い
光触媒のデメリット
・塗料が高いため工事の費用が高くなる
・塗装ができない部位や材質がある
・紫外線の当たらない場所では汚れは落ちにくく光触媒塗料の効果を発揮できない
・隣家と近かったり、植栽などで雨が当たりにくい部位では親水効果が発揮されない
・砂や火山灰、錆などの無機質や強固な汚れには反応しないため親水効果が発揮されない
・塗膜がすこし固く伸縮性に乏しくひび割れしやすい
・塗膜の内側の湿気によるカビなどの汚れには反応しない
・選べるカラーが限定されてしまう、淡い色彩に限定され濃い色などが選べない
・塗り替えの時が面倒で、光触媒塗料の上に塗装を行う場合、専用下塗り剤が必要になる
・光触媒塗料は他の塗料に比べて施工が難しい為、施工不良が起きやすい
・施工工程が1つ増えるため、他の塗料に比べて工期が長くなる
・大手塗料メーカーでは光触媒塗料を扱っていない
メリットも多いけどデメリットも多いので慎重に検討する必要があります!
光触媒塗料を選ぶ時はどのメーカーの塗料を選ぶべきか?
まず塗料の三大メーカー
日本ペイント
関西ペイント
エスケー化研
は光触媒塗料を販売していません。
塗料の定番になったシリコン系塗料やフッ素系塗料などは耐用年数も延び、性能や機能面でも光触媒塗料にも負けない商品を開発したからじゃないでしょうか。
現在光触媒塗料を販売している主なメーカーは?
メーカー 主な塗料
日本特殊塗料 『エヌティオ』シリーズ
ピアレックス 『ピュアコート』シリーズ
ニュートラル 『NU-COAT』シリーズ
SICコーティング 『アートファイン』シリーズ
OPTIMUS 『外装用オプティマスホワイトペイント』
となります。
さらに、光触媒塗料を一躍有名にしたTOTOの『ハイドロテクトシリーズ』は、現在は販売をしていません。
販売をしなくなったと言っても商品が悪いわけではありません。
光触媒技術はこれからも進歩していくでしょう。しかし光触媒塗料はどうなるかわかりません。
光触媒塗装工事を検討する場合は塗装メーカーもしっかり検討ください。
まとめ
光触媒塗料の紫外線や光の力で汚れを浮かして、雨水で流すというセルフクリーニング効果は、自宅を綺麗な建物のままで維持したいと考える方にとっては非常に嬉しい性能です。
光触媒塗料はメリットも大きい分、デメリットも大きいです。
外壁塗装で一番大切なのはアフターフォローを伴うメンテナンスなんです。汚れにくいと言っても経年劣化とともに汚れてきますし、耐用年数近くになれば塗り替えも必要になります。光触媒塗料のデメリットとして塗替え工事の時の手間の多さがあります。
塗替え工事を検討するときは他の塗料でも同等の機能を持つ塗料もあり、金額面、工期の問題も含めて検討することをおすすめします!
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