シート防水とは?メリット・デメリットと費用相場
2022.08.21 (Sun) 更新
北九州の皆様こんにちは!
いつも外壁塗装・屋根塗装専門店ペイント官兵衛のブログをご覧いただきまして、誠にありがとうございます。 本日のブログ担当をします、橋本です。
北九州市近郊で、家の防水対策にお困りではありませんか?
雨漏りは建物にとって深刻な問題です。
特に、屋上やベランダなど、雨に直接さらされる部分は、適切な防水工事が不可欠です。
今回は、その中でも一般的なシート防水について、種類、工法、メリット・デメリット、費用、耐用年数、劣化原因と対策、メンテナンス方法まで詳しくご紹介します。
長く安心して暮らせる住まいを守るために、ぜひ最後までお読みください。
シート防水とは何か?概要と種類
シート防水は、建物の屋上やベランダ、バルコニーなどを雨水から守るための防水方法の一つです。
工場で製造された防水シートを、建物の既存の防水層の上に、または直接下地に貼り付けることで防水層を形成します。
使用するシートの種類や施工方法によって、耐久性や費用、施工期間などが異なります。
防水シートの種類と特徴比較
シート防水に使用されるシートには、主に塩ビシート(塩化ビニル系)とゴムシート(合成ゴム系)の2種類があります。
塩ビシートは、耐久性と防水性に優れ、耐候性も高い点が特徴です。
雨樋やエアコンカバーなどにも使用される素材であり、長期間にわたって使用できるため、コストパフォーマンスが良いとされています。
耐用年数は10~20年程度と長く、現在主流となっているシートです。
しかし、初期費用はやや高めです。
また、複雑な形状の場所には不向きな場合もあります。
一方、ゴムシートは塩ビシートに比べて柔軟性が高く、建物の動きに追従しやすいというメリットがあります。
そのため、地震や温度変化による建物の伸縮にも対応しやすく、亀裂が発生しにくいと言われています。
初期費用は塩ビシートより安価ですが、耐用年数は10~15年程度と短く、耐久性はやや劣ります。
また、紫外線や熱に弱く、劣化しやすいというデメリットもあります。
シート防水の選び方
シート防水を選ぶ際には、建物の構造、予算、耐用年数などを考慮する必要があります。
例えば、耐用年数を重視する場合は塩ビシート、初期費用を抑えたい場合はゴムシートが選択肢となります。
また、建物の形状が複雑な場合は、施工可能なシートの種類が限定される可能性があります。
専門業者に相談し、最適なシートを選びましょう。
シート防水の工法と特徴
シート防水の施工方法は、大きく分けて密着工法と機械固定工法の2種類があります。
密着工法の特徴とメリットデメリット
密着工法は、専用の接着剤を用いて防水シートを下地に直接貼り付ける工法です。
作業工程がシンプルで、工期が比較的短いというメリットがあります。
バルコニーなど、狭い場所にも適しています。
しかし、下地の状態に大きく影響を受けるため、下地が劣化していたり、湿っていたりする場合は、事前に補修が必要となる場合があります。
また、一度施工してしまうと、シートの補修が困難な場合もあります。
機械固定工法の特徴とメリットデメリット
機械固定工法は、防水シートと下地の間に通気緩衝シートを敷き、金具でシートを下地に固定する工法です。
下地とシートの間に隙間を作ることで、通気性を確保し、湿気による膨れを防ぐことができます。
既存の防水層の上に施工することもでき、雨漏りしている箇所にも対応可能です。
広い面積の屋上などに適していますが、工期は密着工法より長くなり、施工時に騒音が出ることがあります。
シート防水のメリットデメリット費用と耐用年数
シート防水には、様々なメリットとデメリットがあります。
費用や耐用年数についても考慮する必要があります。
シート防水のメリット
・品質が安定している
工場生産の既製品を使用するため、品質にばらつきが少ない。
・工期が短い
下地処理や乾燥時間を短縮できるため、工期が比較的短い。
・広い範囲への施工が容易
大面積の屋上などに適している。
・下地を選ばない(機械固定工法)
既存の防水層の上から施工できる場合が多い。
シート防水のデメリット
・複雑な形状には不向き
複雑な形状の箇所には施工が困難な場合がある。
・シートの損傷が致命的な場合がある
シートに穴が開くと、雨漏りの原因となる。
・費用が高い傾向
他の防水工法と比較して、費用が高くなる傾向がある。
・専門的な技術が必要
施工には熟練の技術が必要。
費用と耐用年数の目安
シート防水の費用は、使用するシートの種類、施工面積、工法、地域などによって大きく異なります。
㎡あたり数千円~数万円と幅があり、正確な費用は専門業者に相談する必要があります。
耐用年数は、塩ビシートで10~20年、ゴムシートで10~15年程度が目安ですが、適切なメンテナンスを行うことで、寿命を延ばすことが可能です。
シート防水の劣化とメンテナンス
シート防水は、長期間の使用によって劣化します。
定期的なメンテナンスが、建物の寿命を延ばす上で重要です。
劣化の兆候と原因
シートの浮き、破れ、継ぎ目の剥がれ、ひび割れ、水たまりなどが劣化の兆候です。
紫外線、風雨、温度変化、鳥害などが劣化の原因となります。
効果的なメンテナンス方法
ドレン(排水溝)の清掃、トップコートの塗り替え、部分補修などが効果的なメンテナンス方法です。
定期的な点検を行い、早期に劣化を発見することが重要です。
小さな傷でも放置すると、大きな雨漏りに繋がる可能性があります。
よくある質問(FAQ)
Q1. シート防水は、築年数の古い建物にも施工できますか?
A1. 可能です。
機械固定工法であれば、既存の防水層の上から施工できます。
ただし、下地の状態によっては、事前に補修が必要となる場合があります。
Q2. シート防水の保証期間はどのくらいですか?
A2. 保証期間は、業者によって異なります。
通常は数年間ですが、長期保証を提供している業者もあります。
契約前に必ず確認しましょう。
Q3. シート防水の施工にはどれくらいの期間がかかりますか?
A3. 施工面積や工法によって異なりますが、数日から数週間程度かかるのが一般的です。
正確な期間は、業者に相談して見積もりを取る必要があります。
まとめ
今回は、北九州市近郊のご家庭をターゲットに、シート防水について解説しました。
シート防水には塩ビシートとゴムシートがあり、それぞれにメリット・デメリットがあります。
また、施工方法は密着工法と機械固定工法の2種類があり、建物の状況や予算に合わせて選ぶことが重要です。
定期的なメンテナンスを行うことで、シート防水の寿命を延ばし、雨漏りなどのトラブルを防ぐことができます。
防水工事は専門知識が必要なため、業者に相談することをお勧めします。
適切な防水対策で、快適な住まいを長く守りましょう。
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