パミールって何?【北九州の外壁塗装・屋根塗装 ペイント官兵衛】
2022.08.12 (Fri) 更新
北九州の皆様こんにちは!
いつも外壁塗装・屋根塗装専門店ペイント官兵衛のブログをご覧いただきまして、誠にありがとうございます。 本日のブログ担当をします、橋本です。
パミールについて
パミールとは、屋根材大手メーカーのニチハより平成8年から平成20年に製造された屋根材(スレート屋根)です。
パミールは、7年前後で剥離がはじまり10年経過時にはボロボロになる、まるでケーキのミルフィーユのように剝離が何層にもなります。パミールの耐久性に重大な問題があり、現在は製造中止になっています。
※北九州市八幡西区H邸
販売中止時点の物で約14年前の建材ですから、今でもパミール屋根の住宅が見られます。
クレームも多数報告されて、テレビやネットニュースでも報道され社会問題化していると言えます。
自分の家は大丈夫かな?と思われる場合は確認することをおすすめします。
パミール屋根の見分け方
パミールの屋根先は凸凹の形をしてます。凹と凸の幅が等間隔になる特徴があります。
北側面が剝がれていれば、パミールの可能性が高いです。
屋根材をずらして確認すると「パミール」の文字が書かれています。
ミルフィーユのように何層にもボロボロに剝離している。
屋根材はなかなか確認がし難いうえに、屋根に上ると危険もあるので無料診断などを利用して確認することをお勧めします。
お家の屋根がパミールだったら
パミールの劣化現象が認められた場合は、早急にリフォーム工事をご検討ください。
劣化現象のような不具合を放置すると、劣化場所から雨水が入り込み躯体を腐食してしまう恐れがあります。台風や突風などで屋根材が飛ばされやすくなり、ご自宅周辺への物損事故や最悪の場合、人身事故を起こす場合があります。
パミール屋根には塗装はしてはいけません!
屋根材が剝離を起こしている場合は、塗装をしても剝離は直りません。
パミール屋根の修繕は、『カバー工法』か『葺替え』のみ
パミール屋根の修繕として、劣化が軽微な時は屋根の状況にもよりますが、撤去・処分費などコスト面を抑えられる「カバー工法」を行うことが多いです。「カバー工法」とは、これまでの屋根は解体せずに除去しなければならない場所を除去して補修後に今の屋根の上にまた新しい屋根材を重ねる工法です。
パミール屋根の修繕は基本的にはカバー工法で行いますが、まれに「カバー工法」で対応できないほど劣化が激しい場合があります。そういう劣化が激しい屋根には、「葺き替え」をお勧めしています。
※北九州市八幡西区H邸
パミールのまとめ
パミール屋根は劣化が認められたら早急に対処することをおすすめします!
よく勘違いされるのがスレート屋根がダメだって思われる方がいらっしゃいます。
パミール屋根は粗悪品でしたが他社製品のスレート屋根では定期的に塗装などのメンテナンスをすることによって長期間の使用も可能ですのでご安心ください。
◇ペイント官兵衛の実績◇
アステックペイント加盟店部門全国施工実績No.1
アステックペイント加盟店部門福岡県施工実績No.1
アステックペイント販売実績No.1
福岡県北九州市に地域密着!
■外壁塗装のNo.1ブランド ペイント官兵衛がお客様から選ばれる理由はこちら!
■外壁塗装No.1ブランド ペイント官兵衛のメニューページはこちら!
■お問い合わせはこちら!